こんにちは!リーズ大学の大学院 ビジネススクールの Consumer Analytics and Marketing Strategyコース(MSc)に在学しております、あかりです☺ 好きな食べ物は辛いものです、本場の中華の辛さレベル位が好きです。後はMAGNUMのミントアイス。
これを読む方には、学びたいことによって世界基準で大学を選ぶことを自然と考えられるような機会になってもらえればと思います。
今回は「留学まで至った経緯」「主観的に見た英国大学生の勉強姿勢・キャリア意識」「今勉強している内容について」の3点が中心になった内容になっております!
簡単に大学と専攻について
リーズ大学 (正式名:The University of Leeds)
イギリス国内 21th、世界ランキング 153th (2019) (最近すごく下がりました…なぜでしょう涙)、Russell Group所属となり、日本の大学で言うと九州大学のイメージです。歴史ある地方の大学です。
Consumer Analytics and Marketing Strategy (通称 CAMS)
4年前にできた出来立てほやほやの学科。Business school & School of Geographyが合わさっているコースで、分析・ビジネス両面ができる人材育成を目標としています。その為、キャリアパスはデータアナリスト・サイエンティストから始まりコンサルタントまで幅広くなっています。
学部でコンピュータや情報系の学科を卒業していなくてもアプライできるので、経験はないけれど、これからアナリストやデータサイエンス系へ進みたい方にはお勧めの穴場学科です。また、リーズ大学はイギリスのビッグデータのハブ大学の一つになっており、データ貯蔵量はかなりのものらしいです。PhDレベルになると個人でも触らせてくれるようです。
詳しくは、こちらをどうぞ。
大学公式サイトリンク
英国大学院までの経緯
ここでは日本での学部時代についてと、留学までの経緯をお話させて頂きます。
日本での学生生活
日本の学部生時代(経済学部経済学科卒)は、あまり遊ばず、とにかくゼミナール活動(計量経済学系)に打ち込んでいました。週2日発表をする活発なゼミだったので、2年生からは土日のアルバイト以外ほぼプレゼンと質問の準備でパソコンに向かい調べて資料作成の繰り返しでした。この時からものすごく遅いながらも必要に迫られて英語論文を読んでいました。
留学に至るまでの経緯
高校の留学がきっかけで、海外で働きたいと考えるようになったのが、最初のモチベーションです。(よくある話ですね。漠然としていました…。笑) そこから色々な人に相談する中で大学で留学することが一番良いのではないかという結論に至りました。
同級生で海外大学に進学するケースもあったので、大学を海外にするという選択肢もありましたが、当時英語は何かを英語で学ぶなんて以ての外レベルにできなかったので、現実的に考えて「交換留学」が妥当だろう、と。しかし、交換留学が決まってから、海外で働きたいのに語学留学では生ぬるいとなぜか思ってしまい、そこで辞退してしまいました。笑
その後、ゼミナールの教授の授業がきっかけで実践的な分析手法やデータを扱えるようになりたいと考えていたことが「留学」と合わさり、一石二鳥ということで海外大学院に至りました。
主観的に見た英国学生の色々
勉強に対する姿勢での違い
イギリスの大学生のほうが勉強する積極的な姿勢が見られる、かなと思います(図書館の利用率を見る限り)。しかし、特に理系学生に関しては、日本の大学生が遊んでばかりとも思いません。勉強する人は勉強しますし、勉強をしない学生はもちろんですがイギリスにも居ます。
イギリスの学部は3年、院は1年と時間的な違いがあるので必然的に時間に対する量も多くなります、なので勉強せざるを得ないとも捕らえることができるかなと思います。
医学部を卒業したロシア人の友達から聞いた話では、授業に出ず遊んでいるのに単位がとれる友達がいて全く持って腹が立ったよと言っていたので、こうゆう学生は例えイギリスの医学部でも居るようです笑
キャリアへの意識
イギリスでの就職は職務経験が必須です(ボランティア経験でもOK)、その為、学部一年生から積極的にみんなボランティアやインターンに参加しています。
大学もボランティアフェアやキャリアフェアは積極的に催しています。例えば、限られた学科に向けて行われる隠れキャリアフェアなどもあり、先日はデータアナリストに通ずる知識のある学生採用のために私の学科も呼ばれ交流会がありました。
また、このような交流会でコネクションを作ることも重要であり、コネで就職やインターンの機会がもらえることも結構あります。なので如何に個人的なコネクションを作るかも職務経験のほかに重要になってきます。(特にEU外の学生は!)
学んでいる内容について
コースについて
先ほども少し触れたようにビジネスと地理学科が融合したコースです。ビジネスコースは名のとおりビジネスのセオリーやケーススタディ、コンサルタントになった体でプロジェクトを行ったりしています。
地理コースと聞くとデータ分析とは離れたイメージがあるかも知れませんが、使うデータに地理要素が入っていると考えてもらえればよいかも知れません。
科目によってデータサイエンスの学科と被ることも多々あり、線引きは曖昧です。
例えば、消費性向データを使ってターゲットカスタマー郡を見つけた後、その消費者はそのお店からどのくらいの所にどれくらい住んでいるのか、周りの競合他社はその周りにどのくらいいるのか、ということを分析から地図上に落とし込み可視化まで全て行ったりします。
他には、5万件くらいのデータを使ってデータをクリーニングしてから顧客の割引券使用状況やどのブランドがどれくらい売れているのかを調べたり、スーパーマーケットで商品棚位置を変えると消費者の動きがどう変わるのかのシミュレーションモデルを作ったりして分析したりしています。
研究テーマ
現在、在籍しているコースは研究メインのコースではないので、これといって研究テーマがあるわけではありません。なので修士論文について書かせて頂きます。
テーマ(仮)「歴代イギリス首相に対しての各新聞紙の感情分析」です、まだ仮なので、変わる可能性は十分あるので多めに見てください…。要するに新聞各紙のツイッターAPIデータを使って歴代首相にどれだけ辛口・甘口なのか、右派左派で違いがあるのかどうかをしらべようと思っています。感情分析がしたいだけなので、細かい内容は変わるかとは思いますが、メインの分析部分は変わりません。
今後について
今後は、この学んだことに更に磨きをかけたいと考えています。
データサイエンス学科に比べるとまだまだなので、広告でよく出てくるオンラインコースに論文執筆中に入って(笑)もっとコードを書けるようになることが直近の目標です。
実際のビジネスでの経験をつむことがその先の目標ですが、フラットメイトや学友を見ているとまだまだなので、それに挑戦しつつ、長期戦でいこうかなと考えています。
最後までありがとうございました!あかりでした☺